「ささはた地区」の10商店街が合同で開設したサイトですから、当然、以下の目的があります。
・商店街に来て欲しい
・商店街内でお買物や食事をして欲しい
だからといって、上の2つをダイレクトに表現する広告系サイトにしたいのではありません。
■「ささはたドッとこむ」が目指すサイトは?
地域の商業情報・公共情報・コミュニティ機能をワンストップサービス
目的を達成するためには、たくさんの方に「ささはたドッとこむ」を見ていただきリピートアクセスしていただくことが大切です。これが成功への第1ステップで、この最初のステップが踏めないと次のステップに進むことが難しくなります。
「ささはたドッとこむ」の読者にリピートして見てもらうためにはどうするか?
答えは簡単(言うは易し行うは難し)。
ささはた地区に暮らす方、働く方が必要とする地域密着情報を掲載して、みんなに役立つサイトになり、楽しさや面白さもあって、地域コミュニティの舞台として機能するサイトにすればいいのです。
これが、遠回りに思えても実は近道。
地域活性化とか商店街活性化とかのお堅いお題目を掲げて企画・コンテンツを考えてもダメです。住民の視点で、特に消費者の代表である女性のニーズを捉えてサイトを企画・制作するように心がけています。
まだ成長過程ですが、「ささはたドッとこむ」は、1歩1歩確実にステップを踏んでいます。
■自立運営できる地域サイトに
「ささはたドッとこむ」の運営費用は、まだ十分に賄えていると言える状態ではありません。商店街という組織は十分な資金を持った団体ではないので、精一杯の運営費用拠出をしてもらっても、それだけでは1人の人件費にも満たないのが現状です(2003年4月時点)。
しかし現状のままでいいと皆が思っているわけではなく、安定して継続していくために独自収益づくりに取り組んでいます。1999年に開設以降、運営予算は徐々に増えており、2003年度末には、トントン運営ができるようになる予定です。
ボランティア精神に頼った運営ではなく、自立運営がちゃんとできるようになった時、「ささはたドッとこむ」は第2ステージに入ることができます。
■コミュニティビジネス実践の舞台
『地域の課題を、地域住民が中心となって、ビジネスの手法を取り入れながら解決していく。そして、そこであがった収益が、コミュニティに還元される』というのが、コミュニティビジネスです。
自立運営を果たし、地域の住民の役に立ち、地域になくてはならないサイトになれた時、「ささはたドッとこむ」運営はコミュニティビジネスの1つのモデルになれます。
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